明るく朗らかな人が多い宮崎県

宮崎県は九州のなかでも南に位置していて、一年中温暖な天候が続いています。緑豊かな自然と、自慢の青い海に囲まれた美しい土地も注目されてメディアを通して知られるようになりました。そうした風景が、宮崎県の県民性にも反映していると言われているようです。

宮崎は、温かで温和かつ明るくて開放的な県民性とされています。また、共同体の意識がとても強いため、親切な人が多く、身近で困っている人がいると助けずにはいられない相互互助の精神が強く根付いていると言えるでしょう。農業や漁業が盛んな宮崎ならではの傾向とも考えられています。

一方で、南と北では県民性にやや違いがあると言われています。延岡市がある北部は大分に近く人の出入りが多いせいか、他県から来た人にも積極的に接する傾向にあるようです。宮崎市のある南部はやや恥ずかしがり屋のタイプが多く、打ち解けるまで時間がかかるとも言われています。ただし、一度打ち解けてしまえばとても親切にしてもらえるのも、宮崎県南部の県民性として挙げることができます。

県外からの移住が増える傾向にあり、海辺は多くのサーファーで一年中賑わっています。親子連れの家族の移住が多いのも、温暖で過ごしやすい天候と子どもがのびのびと遊べる環境が注目されているためです。さらに、明るくほがらかな県民性は子育てに向いていると言えるかもしれません。

また県外に宮崎の魅力を発信する積極性が生まれてきています。これからますます宮崎の県民性の魅力が全国的に知られるようになるかもしれません。