てげてげという言葉でわかる県民性

宮崎県の県民性を象徴する言葉があります。それが、てげてげです。てげてげには、適当、細かいことは気にしないという意味があります。温暖な気候に恵まれた宮崎県の人々は、懸命に働かなくても食べ物に困らないという恵まれた環境のためか、のんびりしていて、大らかな性格の人が多いようです。宮崎県でお仕事をする方は、のんびりと大らかな人々に囲まれて、楽しい雰囲気の中で時間を過ごすことができそうです。

また宮崎県の人たちは、地元愛が強いという特徴が見られます。地縁や血縁を大切にしていて、仲間意識がとても強い人たちです。一方で、大らかでのんびりした性格のためか、他県出身者に対しての受け入れも抜群です。よそ者だからと緊張していた他県出身者たちも、温かく迎え入れてもらえて宮崎県のことを大好きになったという人も多くみられます。

また、日向時間という言葉があります。日向は、宮崎県の旧名で、宮崎県民の時間のルーズさを言葉にしたものです。待ち合わせ時間を少し遅れても、日向時間なら当たり前で、約束の時間に遅れてきても、日向時間だから笑って済ませるというのが、宮崎県の常識です。宮崎県で働き始めた県外出身者は、時間のルーズさに少し驚かされるかもしれません。

また、宮崎県は男女平等の考え方を持っている人が多いのも特徴のエリアになります。思いやりのある人が多いため、住み、働く場所として、恵まれた環境と言えます。子育てに対する理解も深く、快適に長い期間を過ごすことができるでしょう。